カリフォルニア

カリフォルニアシリーズ

バリエーション展開

カリフォルニアシリーズは、本誌が創刊した頃から毎年のように試乗しているが、最近、強く感じられるのがクオリティの高さだ。それもそのはずで、モト・グッツィは2000年にアプリリアの傘下に入って経営を再建しただけでなく、製造工場を移転するとともに新しい設備の下で生産されるようになったのだという。特に、塗装の仕上げの良さには目を見張る。まあ、だからこそ「ストーン」や「アルミニウム」といったボディカラーを主題にしたバリエーションが展開できるのだろう。

ボディーカラー

そのカラーを主題にした第3弾が、このチタニウムだ。ボディカラーは茶色がかったシルバーとガンメタのツートンカラーで、V11スクーラ譲りのビキニカウルとフラットバーハンドルを装着している。アメリカンにビキニカウルというと違和感がありそうだが、ライトの下側がオープンとなったメーターバイザー的な構造であることと、アルミニウムと同じ薄型のフロントフエンダーを採用しているため、なかなか軽快な印象だ。アメリカンにしては短めのフラットバーハンドルを装着しているため、低速でのハンドルの切れ込みを心配したが、走り出してすぐにその思いは払拭された。キャスターは釦度近くまで寝ているものの、装備しているステアリングダンパーの効果なのか過大な切れ込みは感じられないかといって立ちが強いわけでもなく、ごく普通のネイキッドとさほど変わらない感覚で運転できる。